グウェン・ガスリーは、R&Bとダンスミュージックの融合を先駆けたアーティストであり、その音楽は社会的なテーマや女性のエンパワーメントを表現しました。彼女は、Paradise Garageの「ファーストレディ」としてLGBTコミュニティを支援し、卓越したソングライティングの才能で、他のアーティストにも数々のヒット曲を提供しました。 そんな華麗な経歴を持つ、彼女の半生やディスコグラフィなどの伝記をまとめさせていただきました。

バイオグラフィ

1950

7月9日、ニュージャージー州ニューアークでグウェンドリン・ガスリーとして生まれる。ただし、一部の情報源では、オクラホマ州オケマで7月14日に生まれたとされています。

1974

アレサ・フランクリンの「I’m in Love」でバックコーラスとしてデビュー。

1982

スライ・ダンバーとロビー・シェイクスピアのプロデュースによるデビューアルバム『Gwen Guthrie』を発表。アメリカンR&Bとジャマイカのプロダクションを融合。

1988

シングル「Can’t Love You Tonight」でエイズの問題に触れ、収益をエイズ Coalitionに寄付。

1999

2月3日、子宮がんで逝去。

おすすめディスコグラフィ

Portrait

グウェン・ガスリーの2ndアルバム『Portrait』(1983年)は、レゲエの巨匠Sly DunbarとRobbie Shakespeareがプロデュースを担当。レゲエ、R&B、ディスコ、ファンクを融合したサウンドが特徴で、コンパス・ポイント・スタジオで録音されました。代表曲「Padlock」「Seventh Heaven」「Peanut Butter」に加え、スライ・ストーンの「Family Affair」のカバーも収録。

官能的かつ情感豊かな歌声が、ディスコとバラードの両面で光ります。ただし「Oh What a Life」など一部バラードは時代を感じさせるという評価も。 Larry Levanリミックスの「Padlock」はパラダイス・ガラージの定番曲に。「Seventh Heaven」はキーボードとベースが織りなす陶酔感あふれる傑作です!

アルバムの楽曲はもちろんのこと、深紅のドレスにグロスを引き、女優帽をまとったジャケット写真もまた、この作品の魅力のひとつ。私の心の奥深くをグッと掴んだ一枚です。

所感

いかがでしたでしょうか?私がグウェン・ガスリーを初めて知ったのは、カーペンターズの「(They Long to Be) Close to You」のカバーをプロモーションビデオで観たときだったと思います。​彼女を一目見た瞬間、私のアンテナが反応し、色々と調べてみたところ、やはりAlly(アライ)でしたね(笑)。​さらに彼女について調べ、いくつかのPVを見返すと、出演している男性陣はおそらくほとんどがゲイだったのではないかと思います~。

クラブミュージックで有名な印象がありますが、彼女の真の魅力は「包容力のある歌声」でバラードも歌いこなすところにあると思います。​特に、タイトル曲である「Just For You」はその代表なのではないでしょうか。​

ラジオのジングルを歌ったり、ビッグアーティストのバックコーラスを務めるなど、下積み期間を経て開花したアーティストは、裏切らない「技術力」と「表現力」を持っていますよね。​この手のアーティストに目がないというか、生きる活力をもらえます。

ぜひ、皆さんも彼女の音楽を聴いてみてください!

ご拝読いただいた皆様、ありがとうございました。今日も素敵な音楽に出会えますように。

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